公開日:2025.01.28

更新日:2025.01.29

プラスチックの歴史(れきし)

プラスチックの歴史(れきし)

プラスチックはいつから使われた?

セルロイドでできたお面、人形

セルロイドでできたものには、お面、人形などがあります

プラスチックがつくられるようになったのは、いまから160年くらい前のことです。最初(さいしょ)のプラスチックは、1860年代に、アメリカで生まれました。
プラスチックの中で最初(さいしょ)にできたのは、「セルロイド」です。アメリカのビリヤードの会社が、値段(ねだん)が高い象牙(ぞうげ)の玉にかわる、ビリヤードの玉の材料(ざいりょう)を発明した人に賞金(しょうきん)1万ドルを出すことにしました。その懸賞(けんしょう)に応募(おうぼ)するために知恵(ちえ)をしぼった1人の印刷工(いんさつこう)、ジョン・W・ハイアットが「セルロイド」を発明し、応募(おうぼ)しましたが、ビリヤードの玉としては不向(ふむ)きであり、採用(さいよう)されませんでした。

新しいプラスチックの発明と日本のプラスチック生産(せいさん)

20世紀(せいき)のはじめに、アメリカの化学者のベークランドという人が新しいプラスチック(フェノール樹脂(じゅし))をつくることに成功(せいこう)しました。このプラスチックは発明者の名前をとって「ベークライト」と名づけられました。その後、各国(かっこく)で研究がすすみ、次々と新しいプラスチックが発明されていきました。
参考(さんこう)資料(しりょう):「エピソードと人物でつづるおもしろ化学史(し)」(一般(いっぱん)社団(しゃだん)法人(ほうじん)・日本化学工業協会(きょうかい))

日本では、1914年に石炭からフェノール樹脂(じゅし)がつくられたのがはじまりです。戦後(せんご)、1949年には、塩(えん)ビの生産(せいさん)がはじまりました。本格的(ほんかくてき)に大量(たいりょう)生産(せいさん)されるようになったのは石油を原料(げんりょう)とした化学工業、いわゆる石油化学工業が国の政策(せいさく)のあとおしでスタートした1958年ごろからです。

理解した男の子

プラスチック産業(さんぎょう)は、日本でも100年以上(いじょう)の歴史(れきし)があるんだね!

現在(げんざい)の世界のプラスチック生産(せいさん)

いま、世界で1年間に生産(せいさん)されるプラスチックの量(りょう)は、約(やく)4億おくトン(2022年)。1秒に約(やく)13トン(体重30kgの人420人分)もの量(りょう)が生産(せいさん)されています。
(出典(しゅってん):Plastics Europe “Plastics-the Facts” 数字はいずれも2022年の推定(すいてい))

 

日本では、1960年には、1人が1年間に使うプラスチックの量(りょう)が約(やく)5.8kgでしたが、2022年は73kgと約(やく)13倍もふえています。ただし、プラスチックの生産(せいさん)量(りょう)は、工場が海外にうつったことや、海外からの輸入(ゆにゅう)が増(ふ)えたことなど、いろいろな理由から、1997年(1,521万トン)をピークにへっています。2022年の生産(せいさん)量(りょう)は951万トンです。

先生

世界のプラスチック生産(せいさん)量(りょう)は1秒間に13トンという計算になります。

世界の生産(せいさん)量(りょう)の変化(へんか)

日本の生産(せいさん)量(りょう)の変化(へんか)

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