公開日:2022.11.07
更新日:2022.12.20
建設 資材 のリサイクル
- 目次
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- 1. なぜ
建設 資材 をリサイクルするの? - 2.
建設 リサイクル法 とは? - 3. だれがどんな
役割 ?
- 1. なぜ
なぜ建設 資材 をリサイクルするの?
建物を建てる工事のために使ういろいろな資材や、ビルの建て替え工事などのために建物の解体や新築したときに出るごみを建設廃棄物といいます。
全国の建設・解体の工事現場から排出される建設廃棄物は、産業廃棄物の約2割を占め、埋め立て処分される廃棄物のうち約4割は建設廃棄物という実態がありました。
また、日本では、1960年代の高度経済成長期に建てられた建物が建て替え時期を迎えたため、建設廃棄物のリサイクルを進めることが大切な課題になりました。
建設 リサイクル法 とは?
この法律では、一定以上の大きさの建築物を建築したり解体したりするときに出たコンクリートガラと呼ばれるコンクリートのかたまりなど、三つの廃棄物について、工事を請けた人(建設会社)に分別解体とリサイクルが義務付けられました。
それまで、解体は「ミンチ解体」といって、木もコンクリートも鉄骨も、ごちゃまぜにして処分していたのですが、解体と同時に現場で分別することによって、リサイクルできるものを増やすことができるようになりました。
2006年には廃棄物に建設汚泥(高層ビルの基礎工事、地下鉄のシールド工事、高速道路の下部工事等から発生した、水分を多くふくんだ土、工事の際にセメント等が混入した泥状の土)も追加されました。
だれがどんな役割 ?
アーカイブ
国は、建設資材を建築現場で分別し、建設廃棄物をリサイクルするために、建設リサイクル法を2000年5月に制定し、2002年5月に施行されました。