PART2リサイクルの基礎
16 ごみ分別 ・収集 ・処理 プラスチック図書館
日本人が1年間に出すごみは東京ドーム115杯 分
日本では
ごみは大きく、
一般 廃棄物 -
家庭
系 廃棄物 (家庭から排出 される廃棄物 )と、事業系 廃棄物 (産業 廃棄物 に指定されていない商店、事務所 、工場などから排出 される廃棄物 )の2種類 に分けられます。
産業 廃棄物 -
事業活動にともなって生じた
廃棄物 のことで、工場で製品 をつくるときに出るものや、工事現場 から出るごみ、学校から出るごみなどがあります。
ごみの処理 方法 は大きく3つ
ごみは、大きく分けると、①
- 1
埋 めるとどうなる? - ごみを
埋 めるためには、広い土地が必要 です。埋 め立 て処分 だけでは、地球はごみだらけになってしまうため、埋 め立 て処分 するごみは減 らさなければなりません。
- 2
燃 やすとどうなる? 燃 やすと灰 になるので、埋 め立 て処分 にまわすとき、場所をとらず、処分 場を長く使うことができます。また、燃 やすことは悪臭 や細菌 の発生をふせぐなどの衛生的 な効果 があります。ところが、燃 やすだけでは、二酸化 炭素 が増 えるため、地球の温暖化 が進んでしまいます。
焼却 場では、埋 め立 てにまわす灰 はできるだけ減 らして、灰 をセメントなどいろいろな原料 にまぜて活用したり、燃 やしたときの熱 で電気や温水をつくるなど、資源 として活用する方法 がとられています。これも、リサイクルです。
- 3もう一度
資源 に
もどすとどうなる? - もう一度
資源 として使えるものを集めて、リサイクルセンターで、細かくくだいたり、押 しつぶしたりしてから、原料 にして、リサイクルの工場で新しい製品 をつくります。
リサイクルするためには、資源 にできるごみとできないごみを分けて出す必要 があります。ごみを分けて出すことを、ごみの分別 といいます。
ごみのうち、リサイクルされるのは20.2%、

ごみの分別 方法 はだれが決めるの?
じっさいに、ごみの分け方を決めるのは、
一方、国は、いろいろなものがリサイクルできるしくみを、
ごみの分け方は、まちによってちがいます。自分が住んでいるまちとほかのまちを
多くの市町村では次のようなものを、
容器 包装 のごみ
「
くわしくはリサイクルの
- 新聞、
雑誌 、段 ボールなど紙のごみ - 古着など
布類 のごみ 粗大 ごみ
- その
他 のごみ 危険 ・有害 ごみ
たいていのまちでは、
あなたのまちでは、どのような分け方をしているか、調べてみましょう。まちの
資源 ごみの回収 のしかた

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PART3:プラスチックのリサイクル
PART4:その