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ダイオキシン類の害は?

ダイオキシン(るい)のなかには、ひじょうに強い毒性(どくせい)を持ったものもあります。ダイオキシン類は、おもに焼却炉(しょうきゃくろ)から大気中に排出され、土や川に落ちたりして、魚や野菜などの生物に蓄積(ちくせき)され、おもに食べ物を通じて人間の体内に入ります。大量に体内に入ると害になることが考えられます。このためには、ダイオキシン類はできるだけ少ないことが望ましいのです。

国のダイオキシン類の対策は?

日本では1997年に大気汚染防止法(たいきおせんぼうしほう)廃棄物処理法(はいきぶつしょりほう)が改正され、焼却施設の煙突などから出るダイオキシン類量の規制が行われています。
ダイオキシン類が発生しやすいのは、ごみを300〜500℃で燃やしたときですが、現在は800℃以上で燃やして200℃以下に冷やす施設に変わりました。
これにより、人体(じんたい)悪影響(あくえいきょう)を及ぼすようなダイオキシン類は大気中にほとんどでなくなっています。もし健康被害(けんこうひがい)をおこすようなダイオキシン類を決められた量以上発生させると法律で処罰(しょばつ)されます。
その結果、日本では廃棄物処理施設(はいきぶつしょりしせつ)からのダイオキシン類の排出量は2017年時点では97年と比べ99%以上減らすことができました。

ダイオキシン類を減らすには?

ダイオキシン類は塩素があると発生するため、プラスチックの塩ビ製品との関連が問題にされていましたが、適切な処理法を取っていればダイオキシン類の発生への影響はほとんど無いことがわかっています。
しかし、ダイオキシン類の発生はできる限り減らす必要があります。そのためには、ごみ全体の量を減らし、ものを大切に長く使うこと、リサイクルすることが大切です。



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企画・制作 一般社団法人 プラスチック循環利用協会 監修 全国小中学校環境教育研究会