公開日:2022.11.07

更新日:2025.06.09

建設(けんせつ)資材(しざい)のリサイクル

建設(けんせつ)資材(しざい)のリサイクル

なぜ建設(けんせつ)資材(しざい)をリサイクルするの?

工事中

建物(たてもの)()てる工事のために使ういろいろな資材(しざい)や、ビルの()()え工事などのために建物(たてもの)解体(かいたい)新築(しんちく)したときに出るごみを建設(けんせつ)廃棄物(はいきぶつ)といいます。
全国の建設(けんせつ)解体(かいたい)の工事現場(げんば)から排出(はいしゅつ)される建設(けんせつ)廃棄物(はいきぶつ)は、産業(さんぎょう)廃棄物(はいきぶつ)(やく)2(わり)()め、()()処分(しょぶん)される廃棄物(はいきぶつ)のうち(やく)4(わり)建設(けんせつ)廃棄物(はいきぶつ)という実態(じったい)がありました。
また、日本では、1960年代の高度経済(けいざい)成長期(せいちょうき)()てられた建物(たてもの)()()え時期を(むか)えたため、建設(けんせつ)廃棄物(はいきぶつ)のリサイクルを進めることが大切な課題(かだい)になりました。

建設(けんせつ)リサイクル(ほう)とは?

先生

国は、建設(けんせつ)資材(しざい)建築(けんちく)現場(げんば)分別(ぶんべつ)し、建設(けんせつ)廃棄物(はいきぶつ)をリサイクルするために、建設(けんせつ)リサイクル(ほう)を2000年5月に制定(せいてい)し、2002年5月に施行(しこう)されました。

この法律(ほうりつ)では、一定以上(いじょう)の大きさの建築物(けんちくぶつ)建築(けんちく)したり解体(かいたい)したりするときに出たコンクリートガラと()ばれるコンクリートのかたまりなど、四つの廃棄物について、工事をうけた人(建設会社)に分別解体とリサイクルが義務付(ぎむづ)けられました。

解体中

それまで、解体(かいたい)は「ミンチ解体(かいたい)」といって、木もコンクリートも鉄骨(てっこつ)も、ごちゃまぜにして処分(しょぶん)していたのですが、解体(かいたい)と同時に現場(げんば)分別(ぶんべつ)することによって、リサイクルできるものを()やすことができるようになりました。

だれがどんな役割(やくわり)

解体の流れ図

アーカイブ