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プラスチック図書館で使われているむずかしいことばを解説しています。

むずかしいことば
アルファベット          わ / さくいん

プラスチックのしゅるい
アルファベット  か  た な  ま や ら わ / さくいん


むずかしいことば

アルファベット

CH4

メタン。メタンガスともいう。温室効果(おんしつこうか)ガスの一つ。自然界(しぜんかい)では、湿原(しつげん)湖沼(こしょう)などにたまった有機物(ゆうきぶつ)が水中で腐敗・発酵(ふはい はっこう)して発生(はっせい)しています。人工的(じんこうてきな)発生源(はっせいげんn)としては、天然(てんねん)ガスの採掘(さいくつ)家畜(かちく)水田(すいでん)など農業(のうぎょう)起因(きいん)するもの、埋立地(うめたてち)における腐敗・発酵(ふはい はっこう)などがあります。都市ガスに用いられている液化天然(えきかてんねん)ガス(LNG)の主成分であるほか、水素(すいそ)やメタノールなどの製造原料(せいぞうげんりょう)として使われています。

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CO2

二酸化炭素(にさんかたんそ)炭酸(たんさん)ガスともいう。人間、動物の呼吸(こきゅう)や、石油(せきゆ)、石炭などの化石燃料(かせきねんりょう)を燃やすことによって発生(はっせい)する気体(きたい)で、大気中(たいきちゅう)にあります。それ自体は有害(ゆうがい)ではありませんが、温室効果(おんしつこうか)があり、濃度(のうど)が高まると地球温暖化(ちきゅうおんだんか)を招くため、発生(はっせい)(おさえる)える必要があります。

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ISO(国際標準化機構(こくさいひょうじゅんかきこう)

国際規格(こくさいきかく)沿()った事業活動(じぎょうかつどう)をしているかどうかを審査(しんさ)する機関。

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LCA

ライフサイクルアセスメント

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N2O

亜酸化窒素(あさんかちっそ)。無色の気体(きたい)麻酔作用(ますいさよう)があり、笑気(しょうき)ガスとも呼ばれます。二酸化炭素(にさんかたんそ)、メタン、クロロフルオロカーボン(CFC)などとともに代表的な温室効果(おんしつこうか)ガスの一つ。温室効果(おんしつこうか)の強さは二酸化炭素(にさんかたんそ)を1とすると、亜酸化窒素(あさんかちっそ)では約100倍になるといわれています。ものが燃えたときや、窒素肥料(ちっそひりょう)をまいたときに発生(はっせい)するといわれています。

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RDF

Refuse Derived Fuelの略。ごみ固形燃料(こけいねんりょう)。主に家庭から排出(はいしゅつ)される可燃(かねん)ごみ(生ごみ、紙ごみ、(はい)プラスチックなど)を破砕(はさい)選別(せんべつ)乾燥(かんそう)固形化(こけいか)し、利用(りよう)しやすい性状の固形燃料(こけいねんりょう)にしたもの。これを使って発電(はつでん)することをRDF発電(はつでん)と呼びます。

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RPF

Refuse Paper & Plastic Fuelの略。主に、産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)古紙(こし)、木くず、(はい)プラスチックなどを混ぜて、圧縮、成形、乾燥(あっしゅく せいけい かんそう)して作られる新型固形燃料(こけいねんりょう)のこと。原料(げんりょう)にプラスチック分が多いため、カロリーが高く、取り扱いが容易だといわれています。石炭や石油(せきゆ)、コークスの代わりに使えます。

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Rマーク

古紙(こし)を使ってつくられた製品であることを示すマークで、古紙配合率(こしはいごうりつ)を数字であらわしています。

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圧縮成形(あっしゅくせいけい)

プラスチック製品をつくる一つの方法。プラスチックの原料(げんりょう)金型(かながた)に流し込み、圧力(あつりょく)をかけて、形を整えます。バケツなどの製品はこの方法で作られます。

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一般廃棄物(いっぱんはいきぶつ)

家庭から排出(はいしゅつ)される廃棄物(はいきぶつ)と、産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)指定(してい)されていない商店、事務所、工場などから排出(はいしゅつ)される廃棄物(はいきぶつ)の2種類に分けられます。前者は家庭系廃棄物(かていけいはいきぶつ)、後者は事業系一般廃棄物(じぎょうけいいっぱんはいきぶつ)分類(ぶんるい)されます。

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インゴット

一般的には、金などを製錬(せいれん)後に型に流し込んで固めたものをさします。プラスチックでは、リサイクルするために、発泡(はっぽう)スチロールなどの使用(しよう)済みプラスチックを溶かして、立方形(りっぽうけい)の型に流し込み、固めたもののことをいいます。

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インフレーション成形(せいけい)

プラスチック製品をつくる一つの方法。

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埋め立て処分(しょぶん)

ごみは、収集・運搬(しゅうしゅう うんぱん)されたあと、焼却(しょうきゃく)して(はい)にするなどの中間処理(ちゅうかんしょり)を経て、埋め立てます。これを埋め立て処分(しょぶん)といいます。

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エコマーク

環境(かんきょう)にやさしい商品に付けられるマーク。環境省(かんきょうしょう)の指導のもと(財)日本環境(かんきょう)協会が、製造過程(せいぞうかてい)使用(しよう)するとき、捨てるときの環境(かんきょう)への影響(えいきょう)の少ないものにマークをつけることを認めています。

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エチレン

原油(げんゆ)からとりだしたナフサに、熱をくわえてつくられた、プラスチックのもとになる製品(石油化学基礎製品(せきゆかがくきそせいひん))のひとつです。エチレンは、水素と炭素(すいそ たんそ)がむすびついた「分子(ぶんし)」で、気体(きたい)です。この分子(ぶんし)を1万個くらいつなぎあわせたものが、ポリエチレン(固体(こたい))です。

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押出成形(おしだしせいけい)

プラスチック製品をつくる一つの方法。プラスチックを加熱(かねつ)シリンダでやわらかく溶かして、スクリューで押出して、切り口が同じ形の製品を次々につくる方法です。切り口の形により、フィルム、シート、パイプなどいろいろな形の製品をつくることができます。

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温室効果(おんしつこうか)ガス

太陽光線(たいようこうせん)大気(たいき)通過(つうか)して、地表(ちひょう)をあたため、熱を吸収(きゅうしゅう)した地表(ちひょう)からは赤外線(せきがいせん)大気(たいき)中に放射(ほうしゃ)されます。大気(たいき)中の二酸化炭素(にさんかたんそ)、メタンなどの気体(きたい)が、地球(ちきゅう)放射(ほうしゃ)する赤外線(せきがいせん)吸収(きゅうしゅう)し、地球(ちきゅう)温室(おんしつ)のように(あたた)めています。この現象(げんしょう)温室効果(おんしつこうか)といい、これによって地球(ちきゅう)の表面温度は平均15℃程度に保たれています。このような温室効果(おんしつこうか)をもたらすガスは、二酸化炭素(にさんかたんそ)、フロン、メタンなど50種以上あり、温室効果(おんしつこうか)ガスと呼びます。

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温暖化防止(おんだんかぼうし)のための京都会議(きょうとかいぎ)

気候変動(きこうへんどう)に関する国際連合枠組条約(こくさいげんごうわくぐみじょうやく)気候変動枠組条約(きこうへんどうわくぐみじょうやく))」の第3回締約国会議(ていやくこくかいぎ)。1997年に京都(きょうと)開催(かいさい)され、京都議定書(きょうとぎていしょ)を採択しました。

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加圧二段式ガス化炉(かあつにだんしき   かろ)

ごみを低温、高温、二段階で燃焼し、ガスにして、ガスと固形分を高温(こうおん)燃焼(ねんしょう)し、残った(はい)分を溶かして、化学原料(かがくげんりょう)として使う技術。以前の焼却炉(しょうきゃくろ)より高温(こうおん)の1,300〜1,500度で燃やすので、ダイオキシン類の発生(はっせい)基準(きじゅん)以下に減らせるのが最大のメリット。

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ガス()リサイクル

使用(しよう)済みプラスチックを化学的(かがくてき)処理(しょり)してリサイクルする方法の一つで、プラスチックをガスにして化学原料(かがくげんりょう)に使うことをいいます。

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家庭用(かていよう)パソコンリサイクル制度(せいど)

2003年からパソコンの製造業者(せいぞうぎょうしゃ)および輸入販売業者(ゆにゅうはんばいぎょうしゃ)(メーカー(とう))は家庭用使用(かていようしよう)済みパソコンの回収(かいしゅう)・リサイクルを行っています。これは、資源有効活用促進法(しげんゆうこうりようそくしん)に基づき、メーカー等が回収制度(かいしゅうせいど)をつくったものです。

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家電(かでん)リサイクル法

正式名称(せいしきめいしょう)は、特定家庭用機器再商品化法(とくていかていようききさいしょうひんかほう)不要(ふよう)になったテレビ、冷蔵庫(れいぞうこ)洗濯機(せんたくき)、エアコンの4品目をメーカーが有料(ゆうりょう)回収(かいしゅう)し、リサイクルすることを義務(ぎむ)づける法律。

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カレンダー成形(せいけい)

プラスチック製品をつくる一つの方法。プラスチック原料(げんりょう)を熱ロールで薄く引きのばして、シート、フィルム、レザー、床材(ゆかざい)などを作る方法です。

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環境(かんきょう)管理システム

EMS。環境(かんきょう)マネジメントシステムともいう。企業が経営方針の中に環境(かんきょう)に関する方針を取り入れ、計画策定・実施(じっし)・運用する一連の環境(かんきょう)管理の取り組みをするには、組織や責任、実務、手順、プロセス、経営資源(しげん)が必要になります。そのための規格を示したものがISO14001です。

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環境(かんきょう)開発(かいはつ)に関する国連(こくれん)会議

地球(ちきゅう)サミットとも呼ばれます。1972年6月にストックホルムで開催(かいさい)された国連(こくれん)人間環境(かんきょう)会議の20周年に、1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催(かいさい)された国際(こくさい)会議で、約180カ国の首脳(しゅのう)、政府代表が参加しました。この会議では、「環境(かんきょう)開発(かいはつ)に関するリオデジャネイロ宣言(せんげん)(リオ宣言(せんげん))」やこの宣言(せんげん)諸原則(しょげんそく)実施(じっし)するための「アジェンダ21」、「森林原則声明(しんりんげんそくせいめい)」が合意され、「気候変動枠組条約(きこうへんどうわくぐみじょうやく)」と「生物多様性条約(せいぶつたようせいじょうやく)」への署名(しょめい)も開始されました。

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環境(かんきょう)開発(かいはつ)に関する世界委員会

1984年国連(こくれん)設置(せっち)された「環境(かんきょう)開発(かいはつ)に関する世界委員会」(WCED=World Commission on Environment and Development)のこと。1987年までの計8回の会合の後、報告書『地球(ちきゅう)の未来を守るために』をまとめ、環境保全(かんきょうほぜん)開発(かいはつ)の関係について「将来世代のニーズを損なうことなく現在の世代のニーズを満たすこと」という「持続可能(じぞくかのう)開発(かいはつ)」という考えを打ち出しました。

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環境(かんきょう)パフォーマンス評価

EPE(Environmental Performance Evaluation)。組織の環境(かんきょう)に関する活動や実績などを評価する手法で、国際(こくさい)規格としては、ISO14031で示される。

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環境(かんきょう)ラベル

環境保全(かんきょうほぜん)に役立つ商品につけるマーク。ISOの国際(こくさい)規格では、ISO14020台が環境(かんきょう)ラベルに関するものとなっており、環境(かんきょう)ラベルが正確かつ検証可能であること、科学的手法に基づくこと、ライフサイクルを考慮すること、技術革新を阻害しないことなどの原則(げんそく)が定められています。

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還元剤

ある物質を、酸化(さんか)する作用をもつ物質を酸化(さんか)剤といい、逆に酸素を奪うものを還元剤といいます。酸化(さんか)とは、相手の物質から水素(すいそ)を奪うもの、相手の物質から電子を奪うことで、逆に相手の物質から酸素を奪うこと、相手の物質に水素(すいそ)を与えること、相手の物質に電子を与えることを還元といいます。

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間伐材(かんばつざい)マーク

間伐材(かんばつざい)を利用して製品に付けられる認証マーク。一部の木を伐採することで、残った木の成長を促し、森林を守ることを間伐(かんばつ)と呼び、伐採された材木を間伐材(かんばつざい)と呼びます。グリーン購入法では、間伐材(かんばつざい)を使用した製品も環境にやさしい物品として位置付けられています。

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気候変動枠組条約締約国会議(きこうへんどうわくぐみじょうやくこくかいぎ)

気候変動(きこうへんどう)に関する国際連合枠組条約(こくさいれんごうわくぐみじょうやく)大気(たいき)中の温室効果(おんしつこうか)ガスの濃度(のうど)の安定化を目的とし、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)がもたらすさまざまな悪影響(あくえいきょう)を防止するための国際(こくさい)的な枠組(わくぐ)みを定めた条約(じょうやく)地球(ちきゅう)サミットにおいて採択され、1994年3月発効。日本は、1992年に署名(しょめい)、1993年に批准(ひじゅん)

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牛乳パックリサイクルマーク

牛乳パックは良質のバージンパルプからつくられているため、森林資源(しんりんしげん)の保護のためには、再生することが望ましい。消費者団体や自治体が、使用(しよう)済み牛乳パックを原料(げんりょう)に使ったトイレットペーパーなどの製品にそれぞれ独自の牛乳パックリサイクルの認証マークをつけています。

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強化プラスチック

ガラスせんいや、ナイロンなどをくわえて、強くしたプラスチックです。漁船や、自動車、ヘルメットなどに使われています。テニスラケットのフレームにはカーボンで強くしたプラスチックが使われています。

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京都議定書(きょうとぎていしょ)

先進国の温室効果(おんしつこうか)ガスの排出削減(はいしゅつさくげん)目標を定める法的文書とともに、排出権取引(はいしゅつけんとりひき)、共同実施(じっし)、クリーン開発(かいはつ)メカニズムなどの措置を決めた国際(こくさい)文書をつくり合意しました。

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拠点回収(かいしゅう)

地域の自治会やPTAなどで資源(しげん)ごみを回収(かいしゅう)するような共同の取り組みを行っている場合、特定(とくてい)の場所にごみを持ち寄って回収(かいしゅう)してもらいます。そのような場所での回収(かいしゅう)を拠点回収(かいしゅう)と呼びます。

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グリーン購入法

正式(せいしき)名称は、国等による環境物品等(かんきょうぶっぴんとう)の調達の推進等に関する法律。2001年4月施行。国などの機関が物品を購入する際には、環境(かんきょう)に配慮されたものを購入しなければならないとするもので、地方公共団体は国に準ずるものとされ、民間の消費者は努力をしなければなりません。

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グリーンマーク

古紙(こし)を40%以上利用(りよう)していることを示す認証マークで、ノートやコピー用紙、トイレットペーパーなどに表示されています。マークの認証を行っているのは(財)古紙(こし)再生促進センター。

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ケミカルリサイクル

廃棄物(はいきぶつ)化学(かがく)的に処理(しょり)して、再利用(さいりよう)すること。

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建設廃棄物(けんせつはいきぶつ)

建設工事にともなって、排出(はいしゅつ)される廃棄物(はいきぶつ)のこと。建設廃棄物(けんせつはいきぶつ)は、最終処分量では産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)の4割を占めているため、リサイクルが急がれていました。2000年に「建設資材リサイクル法」が制定され、施行されましたが、不法投棄の問題が解決されたわけではありません。

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建設リサイクル法

正式(せいしき)名称は、建設工事に係る資材の再資源(しげん)化等に関する法律。2000年制定。一定の規模より大きい建設工事をするとき、その工事を請けた受注者に対し、コンクリートや木材などの資材(しげん)を現場で分別し、再資源化などを行うよう義務(
ぎむ
)
づけた法律。

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減容

ごみをつぶしたり、燃やして(はい)にしたりして、容量を少なくすること。運搬(うんぱん)処分(しょぶん)をするまえに、行います。

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原料(げんりょう)・モノマー化

リサイクルは、通常は原料(げんりょう)の素材にもどして再利用(りよう)しますが、原料(げんりょう)・モノマー化リサイクルでは、化学(かがく)的に処理(しょり)して、一番小さな単位の分子(ぶんし)1個の状態までもどして、再利用(りよう)します。

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合成樹脂

石炭や石油(せきゆ)などから化学(かがく)的につくりだした材料です。松などの木から出る「樹脂」ににていることから、この名まえがつきました。プラスチックは合成樹脂です。

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高密度ポリエチレン

かたくて、強いポリエチレンです。衝撃に強く、薬品におかされない性質があります。食品のふくろや、バケツ、せんめんき、灯油タンク、パイプ、網、コンテナなどに使われています。

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高炉原料化(こうろげんりょうか)リサイクル

使用(しよう)済みのプラスチックを、製鉄所で、高炉原料(こうろげんりょう)として再利用(りよう)すること。

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国連人間環境会議(こくれんにんげんかんきょうかいぎ)(ストックホルム会議)

1972年6月に世界113カ国の代表が参加して、ストックホルム(スウェーデン)で開催(かいさい)された環境(かんきょう)問題についての最初の政府間会議。会議のテーマは、「かけがえのない地球(ちきゅう)」で、その後の、国連の環境(かんきょう)問題への取り組みの基礎になりました。

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ごみ回収(かいしゅう)ステーション

ごみ集積場ともいう。

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ごみ固形燃料(こけいねんりょう)

RDFRPF

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ごみ集積場

ごみステーションともいう。家庭や事業所のごみは、地域のごみ集積場に出すと、回収(かいしゅう)車が回収(かいしゅう)します。

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ごみ焼却(しょうきゃく)

ごみを焼却処分(しょうきゃくしょぶん)する施設。

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ごみ発電(はつでん)

ごみを焼却(しょうきゃく)するときに発生(はっせい)する熱で蒸気タービンを回し、発電(はつでん)すること。燃料が廃棄物(はいきぶつ)であるため石油使用量(せきゆしようりょう)を削減でき、発電(はつでん)した電力は自前で使用(しよう)し、余った電力は電力会社に売ることができます。発電効率(はつでんこうりつ)が高いものは、スーパーごみ発電(はつでん)と呼んでいます。

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サーマルリサイクル

廃棄物(はいきぶつ)から熱エネルギーを回収(かいしゅう)すること。ごみの焼却(しょうきゃく)時に発生(はっせい)する熱を利用(りよう)し、発電(はつでん)や温水利用(りよう)することができます。また、ごみを固形燃料(こけいねんりょう)にして、燃やす方法もあります。

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資源(しげん)化工場

使用(しよう)済み製品や生産工程から出るごみなどを回収(かいしゅう)したものを原材料に使い、新しい製品を作る工場のことです。

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資源(しげん)化率

いろいろなものをリサイクルするとき、全消費量に対して、資源(しげん)にもどされた量がどのくらいあるかを再資源(しげん)化率(消費重量÷再資源(しげん)化重量)であらわします。また、リサイクル関連の法律では、リサイクルの目標を再資源(しげん)化率を使って設定しています。その目標や基準(きじゅん)は、品目によって違います。

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最終処分(しょぶん)

埋め立て処分(しょぶん)場のこと。ごみは、収集・運搬(しゅうしゅう うんぱん)されたあと、焼却(しょうきゃく)など、中間処理(ちゅうかんしょり)を経て、最終処分(しょぶん)されます。最終処分(しょぶん)には、埋め立て処分(しょぶん)と海洋投棄があり、海洋投棄されるのは、埋め立てが困難なものに限られます。埋め立て処分(しょぶん)場は、廃棄物(はいきぶつ)の種類により、一般廃棄物最終処分場(いっぱんはいきぶつさいしゅうしょぶんじょう)産業廃棄物最終処分場(さんぎょうはいきぶつさいしゅうしょぶんじょう)に分けられます。

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再生紙使用(しよう)マーク

原料(げんりょう)古紙(こし)を配合した紙(再生紙)を使っていることを示す認証マーク。段ボール、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ノート、コピー用紙などに使われていることが多い。

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産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)

事業活動(じぎょうかつどう)に伴って生じた廃棄物(はいきぶつ)のことで、工場で製品をつくるときに出るものや、工事現場から出るごみなど。

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識別表示

容器包装リサイクル法では、容器包装には識別表示が義務(ぎむ)付けられています。これは、容器包装がどのような素材でできているかを消費者にわかるようにして、分別しやすくするためです。

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資源有効利用促進法(しげんゆうこうりようそくしんほう)

正式(せいしき)名称は、資源(しげん)有効(ゆうこう)利用(りよう)の促進に関する法律。改正リサイクル法、新リサイクル法とも呼ばれます。資源(しげん)有効利用(ゆうこうりよう)を促進するため、リサイクルの強化や廃棄物(はいきぶつ)発生(はっせい)をおさえること、廃棄物(はいきぶつ)の再使用(しよう)などを定めた法律。2000年に制定されました。

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自動車リサイクル法

正式(せいしき)名称は、使用(しよう)済自動車の再資源(しげん)化等に関する法律。2002年制定。自動車のメーカーや輸入業者(ゆにゅうぎょうしゃ)は、製造・輸入(せいぞう ゆにゅう)した自動車が使用(しよう)済みになったときに発生(はっせい)するシュレッダーダスト(破砕(はさい)された後の最終残さ)などを引き取ってリサイクルする義務(ぎむ)がある。そのために必要な費用は、自動車の所有者が新車を買ったときに負担します。

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射出成形(せいけい)

プラスチック製品をつくる一つの方法。高熱のシリンダーによって溶かされたプラスチックの原料(げんりょう)金型(かながた)に流し込み、一定時間冷やすと、プラスチックが固まり、形ができあがります。この方法を射出成形(せいけい)と呼びます。

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樹脂

木の皮にきずをつけたときなどに、にじみ出てくるネバネバした液です。松やにやゴムなどがそうです。「天然(てんねん)樹脂」ともいいます。これににせて化学(かがく)的につくったものが「合成樹脂」(プラスチックなど)です。

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シュレッダーダスト

使用(しよう)済みの家庭電気製品や自動車、建築資材などは、素材ごとに分別し、回収(かいしゅう)しますが、細かく砕いたあとに最終残さという分別しにくいごみが残ります。これをシュレッダーダストといいます。

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循環型社会形成推進基本法

2003年3月策定。循環型社会を形成するために、環境(かんきょう)への影響(えいきょう)を考慮した製品をつくり、廃棄物(はいきぶつ)等の適正な循環的利用・処分(じゅんかんてきりよう しょぶん)システムなどを、数値目標に基づいて決めた法律。

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食品廃棄物(はいきぶつ)

レストランや家庭などから排出(はいしゅつ)される生ごみのこと。食品廃棄物(はいきぶつ)のリサイクルを促進するために2001年5月1日に食品リサイクル法が施行され、事業者(じぎょうしゃ)排出抑制(はいしゅつよくせい)、リサイクルが義務(ぎむ)付けられました。

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食品リサイクル法

正式(せいしき)名称は、食品循環資源(しげん)の再生利用(りよう)等の促進に関する法律。2000年制定。食品廃棄物(はいきぶつ)発生(はっせい)を抑え、食品にかかわる資源(しげん)有効利用(ゆうこうりよう)を図ることなどを目的にした法律です。

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清掃工場

可燃(かねん)ごみを焼却(しょうきゃく)する施設。ごみの減量化のために欠かせない施設です。また、焼却(しょうきゃく)の際に発生(はっせい)する熱を利用(りよう)して、給湯、温水プールの加温、公共施設の冷暖房などに利用(りよう)される場合もあります。

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ゼロエミッション

「エミッション」は英語で排出(はいしゅつ)の意味。地球(ちきゅう)サミットで「持続可能(じぞくかのう)開発(かいはつ)」が採択されたのを受けて国連(こくれん)大学が提唱しています。たとえば、一つの産業の製造(せいぞう)工程で出るごみを、別の産業の再生原料(げんりょう)として利用(りよう)するなど、地域全体として「廃棄物(はいきぶつ)ゼロ」の生産システムを構築することを、セロエミッションと呼びます。

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その他のプラスチック類

容器包装リサイクル法の対象となる容器包装のうち、ペットボトル以外のプラスチック製容器のこと。

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地球(ちきゅう)サミット

環境(かんきょう)開発(かいはつ)に関する国連(こくれん)会議

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低密度ポリエチレン

水より軽く、やわらかいポリエチレンです。ポリぶくろ、ラップ、食品容器、シート、高圧電線などに使われています。牛乳やジュースの紙パックは、紙だけだと水分でとけたり、湿気を吸う、においがうつるなどの欠点があるため、紙の内がわと外がわに低密度ポリエチレンのうすいまくがはってあります。

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特定事業者(とくていじぎょうしゃ)

容器包装リサイクル法では、再商品化(さいしょうひんか)義務(ぎむ)を負う事業者(じぎょうしゃ)特定事業者(とくていじぎょうしゃ)といいます。

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ナフサ

石油(せきゆ)の成分のひとつです。地下からほりだした「原油(げんゆ)」は、石油(せきゆ)精製工場で、気体(きたい)になる温度の差を利用(りよう)して、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、重油、アスファルトに分けられます。プラスチックはこのナフサからつくられます。

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熱可塑性プラスチック

熱をくわえるとやわらかくなり、冷やすとかたくなるプラスチックです。チョコレートやあめににていますね。ペットボトル、発泡(はっぽう)スチロールなど、ほとんどのプラスチック製品は、熱でやわらかくなる性質のプラスチックでできています。

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熱硬化性プラスチック

熱(ねつ)をくわえるとかたくなるプラスチックです。いったんかたまったものは、熱(ねつ)をくわえてもやわらかくなりません。ビスケットや陶器(とうき)ににていますね。電気(でんき)のコンセントやおふろの浴(よく)そう、ヘルメットなどに使(つか)われています。

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熱利用(ねつりよう)

ごみを燃やすときの熱を、給湯などに利用(りよう)すること。

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バイオガス

微生物(びせいぶつ)や菌類などバイオの働きにより生成されたガスのこと。たとえば、下水汚泥や食品廃棄物(はいきぶつ)などを原料(げんりょう)とするメタンガス、(はい)食用油を使ったディーゼルエンジン用燃料、サトウキビなどを使ったエタノールなどの製造(せいぞう)技術が開発(かいはつ)されています。

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廃棄物処理法(はいきぶつしょりほう)

廃棄物(はいきぶつ)とは何か、処理(しょり)責任は誰が負うか、処理(しょり)方法・処理(しょり)施設・処理(しょり)業の基準(きじゅん)などを定めた法律。1970年に、それまでの清掃法(1954)を全面的に改めて制定されました。

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(はい)プラスチック

使用(しよう)済みのプラスチックのこと。

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汎用プラスチック

日常的に使用(しよう)されるプラスチックのことです。ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレンをさして4大汎用プラスチック、などという言い方をしますが、現在では、安くていろいろな用途に大量に使われるプラスチックは10種以上あります。

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フッ素樹脂加工

フッ素樹脂(ポリエチレンの水素(すいそ)をフッ素という原子におきかえた樹脂)をぬったプラスチックなどです。フッ素樹脂加工したフライパンはこげつきにくく、よごれが落ちやすいのでべんりです。

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プラスチック

人工的(じんこうてき)にたくさんの分子(ぶんし)を合成したものがプラスチックです。「合成樹脂」ともいわれます。「プラスチック」ということばは、英語で「自由に形をつくれる。やわらかい」という意味です。そのような性質をもつ製品を「プラスチック」とよぶようになりました。

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フレーク

フレークは英語で、薄片という意味です。PETボトルを8mm角ぐらいに細かくして、よく洗って乾かしたものをさします。作業服、卵パックや成形(せいけい)品の原料(げんりょう)として使用(しよう)されます。ペレットとの違いは、溶かしていないことです。

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分別回収(ぶんべつかいしゅう)

ごみを素材別に分けて回収(かいしゅう)すること。

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分別排出(ぶんべつはいしゅつ)

ごみを素材別に分けて出すこと。

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ベール品

使用(しよう)済みのPETボトルを圧縮(あっしゅく)してヒモをかけ、ひとまとめにしたものです。ベールは、英語で俵、梱包という意味です。

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ペットボトル

ポリエチレン・テレフタレート(PET)を原料(げんりょう)につくられたプラスチック製のボトル(びん形)容器。清涼飲料、調味料などに広く使われています。容器包装リサイクル法で、リサイクルの対象とされています。

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ペットボトルリサイクル推奨マーク

ぺトボトルのリサイクルを推奨するために、次の条件にあった製品に付けられる認証マーク。(1)(財)日本容器包装リサイクル協会のルートで再商品化(さいしょうひんか)されたPETボトル再生フレーク、またはペレットが25%以上、原料(げんりょう)として使用(しよう)されており、商品の主要構成部材として利用(りよう)されている。(2)品質及び安全性については関係法規、基準(きじゅん)等に合致している。

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ペレット

pellet 。「小さな球」という意味で、プラスチック製品の原料(げんりょう)となる、直径数ミリ程度の粒をプラスチック・レジン・ペレットと呼びます。また、プラスチックをリサイクルするために、原料(げんりょう)にもどしたものをリサイクルペレットと呼びます。

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マテリアルリサイクル

材料リサイクルともいう。廃棄物(はいきぶつ)を溶かすなどして、製品の原材料にもどし、再利用(りよう)すること。

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油化リサイクル

使用(しよう)済みプラスチックを化学(かがく)的に処理(しょり)してリサイクルする方法の一つで、プラスチックを油にもどして、燃料にすることをいいます。

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容器包装廃棄物(はいきぶつ)

容器包装のごみ。

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容器包装リサイクル法

ゴミの減量化とリサイクルの実現をはかるために、1997年4月に施行されました。再商品化(さいしょうひんか)(リサイクル)の義務(ぎむ)は、容器包装を利用(りよう)したメーカー、容器包装を生産・販売した容器包装メーカーなどの事業者(
しぎょうしゃ
)
が負い、自治体は収集・運搬(しゅうしゅう うんぱん)、消費者は分別の役割を負います。

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ライフサイクルアセスメント

ひとつの製品が製造(せいぞう)使用(しよう)廃棄(はいき)または再利用(りよう)されるまで、すべての段階(だんかい)における環境(かんきょう)への影響(えいきょう)を総合的に評価する方法。投入されるエネルギー量、材料の使用(しよう)量、排出(はいしゅつ)される二酸化炭素(にさんかたんそ)量などを割り出し、環境(かんきょう)への影響(えいきょう)をはかります。

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リサイクル

recicle。廃棄物(はいきぶつ)を再利用(りよう)すること。紙、鉄くず、アルミニウム、ガラスびん、布、プラスチックなどを原料(げんりょう)に戻して、もう一度製品をつくること。

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リサイクルボックス

コンビニやスーパー、自動販売機の前や公共施設にある、牛乳パックやペットボトル、アルミ缶などを回収(かいしゅう)する入れもの。

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リデュース

reduce。ごみの発生(はっせい)を抑制すること。

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リユース

reuse。使い終わった製品を、ほかの利用(りよう)法で用いたり、別の人が用いること。たとえば、使用(しよう)済みの容器を回収(かいしゅう)、洗浄して、繰り返し利用(りよう)する「リターナブルびん」(リユースびん)があり、その代表的な例がビールびんです。.

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冷媒フロン

クロロフルオロカーボン(CFC)。エアコンや冷蔵庫(れいぞうこ)の冷媒、電子部品の洗浄、発泡(はっぽう)スチロールの発泡(はっぽう)材、スプレーなどに使われてきました。しかし、1974年、大気(たいき)中に放出されたフロンがオゾン層を破壊する可能性があるとの報告がなされ、92年11月のモントリオール議定書締約(ていやく)国会議で、特定(とくてい)フロンの95年中全廃が決められました。

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プラスチックのしゅるい

アルファベット

AS樹脂

SAN。スチレンモノマーとアクリロニトリルが原料(げんりょう)。GPPS(ポリスチレン)にほぼ近い透明性があり、GPPSと比較して、強度、耐候性、耐薬品性、耐熱性などに優れています。

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アクリル樹脂

透明性にすぐれた樹脂で、ガラスより軽くてじょうぶなので、内装品、フレームなどに用いられます。メタクリル酸メチルが原料(げんりょう)

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エポキシ樹脂

EP。熱硬化性プラスチックの一種。金属と接着させやすく、電気、熱を通さないなどの特徴があり、コネクターなど機械部品として使われることが多い。

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塩ビ樹脂

ポリ塩化ビニル(PVC)のこと。透明で本来はかたいプラスチックですが、軟化させる成分を加えたものを軟質ポリ塩化ビニル、かたいものは、硬質ポリ塩化ビニルと呼ばれています。日用品から、建材まで、幅広く使われています。

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セルロイド

セルロースの硝酸エステルである硝酸セルロース約75パーセントにしょうのう25パーセントを加え練ってつくられた世界で最初のプラスチック。玩具・文房具・フィルム・眼鏡フレームなど日常生活に広く利用(りよう)されていましたが、引火しやすいので、使われなくなりました。

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発泡(はっぽう)スチロール

発泡(はっぽう)ポリスチレン

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発泡(はっぽう)ポリスチレン

ポリスチレンを数十倍に発泡(はっぽう)させたもので、発泡(はっぽう)スチロールとも呼びます。純白色で、軽く、断熱性や緩衝性に富んでいるため、食品トレイや魚などの入れものとして用いられています。

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フェノール樹脂

フェノール・ホルムアルデヒド樹脂のこと。1909年、米国のべ−クランド博士により発明されたもので、松やにに似ていたので「合成樹脂」という名称がつきました。原料(げんりょう)は、フェノール(石炭酸(たんさん))とホルムアルデヒド(ホルマリン)。ソケットや配線基板、電話器など電気器具に使われています。

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不飽和ポリエステル樹脂

熱硬化性のポリエステルの一種。そのままで、塗料や化粧板などに使われるほか、ガラス繊維と混ぜたものは、FRP(繊維強化プラスチック)と呼ばれ、ヘルメット、モーターボートの船体、レーシングカーのボディなどに用いられています。家庭では、浴槽や浄化槽に使われます。

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フロンHCFC22

エアコンや冷蔵庫(れいぞうこ)の冷媒(室内と室外の熱を運搬(うんぱん)する物質)として使われていました。大気(たいき)排出(はいしゅつ)されるとオゾン層を破壊し、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の原因となるため、使用(しよう)が禁止され、代替フロンとして、HFC410Aが使われるようになりました。代替フロンは、オゾン層は破壊しませんが地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の原因となります。 →冷媒フロン

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ポリアミド

アミドという物質が結合したものが多数つながってできています。ナイロン6 ナイロン66 ナイロン11 ナイロン12 などがあります。

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ポリエステル

エステルの分子(ぶんし)をたくさんつないだもの(高分子(ぶんし)化合物)がポリエステルです。ポリエステルには飽和ポリエステルと不飽和ポリエステルとがあります。一般にポリエステルというと、繊維として使用(しよう)されるものをさします。

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ポリエチレンテレフタレート

PET。ペットボトルや合成繊維の材料として使われています。テレフタル酸とエチレングリコールを原料(げんりょう)とする、飽和の熱可塑性ポリエステルで、薬品に強く、ガスを遮断し、においを保つという、食品の容器包装に欠かせない性質を持っています。

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ポリカーボネート

PC。ビスフェノールAとホスゲンからできている樹脂で、非常に強く、透明で、熱に強く燃えにくい性質があります。

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ポリスチレン

PS。スチロール樹脂とも呼ばれます。特徴は、軽くてかたく、透明。成形(せいけい)しやすく、色もつけやすいため、包装フィルム、トレー、コップ、調味料入れなどの家庭用(かていよう)品に多く、使われています。ポリスチレンを数十倍に発泡(はっぽう)させたものが発泡(はっぽう)ポリスチレン(発泡(はっぽう)スチロール)です。

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ポリプロピレン

PP。プロピレンというガスが原料(げんりょう)で、日本では1962年から作られています。特色は、耐熱温度(100℃〜140℃)が高いことです。テレビ、ビデオ等の家庭用(かていよう)電気製品、バンパー等の自動車用部品、ビールのコンテナー、ラーメン、レトルト食品の包装などに使われています。ポリスチレンを数十倍に発泡(はっぽう)させたものが、発泡(はっぽう)ポリスチレンです。

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さくいん

むずかしい言葉

【アルファベット】
CH4
CO2
ISO(国際標準化機構)
LCA
N2O
RDF
RPF
Rマーク
【あ】
圧縮成形
一般廃棄物
インゴット
インフレーション成形
埋め立て処分
エコマーク
エチレン
押出成形
温室効果ガス
温暖化防止のための京都会議
【か】
加圧二段式ガス化炉
ガス化リサイクル
家庭用パソコンリサイクル制度
家電リサイクル法
カレンダー成形
環境管理システム
環境と開発に関する国連会議
環境と開発に関する世界委員会
環境パフォーマンス評価
環境ラベル
還元剤
間伐材マーク
気候変動枠組条約締約国会議
牛乳パックリサイクルマーク
強化プラスチック
京都議定書
拠点回収
グリーン購入法
グリーンマーク
ケミカルリサイクル
建設廃棄物
建設リサイクル法
減容
原料・モノマー化
合成樹脂
高密度ポリエチレン
高炉原料化リサイクル
国連人間環境会議(ストックホルム会議)
ごみ回収ステーション
ごみ固形燃料
ごみ集積場
ごみ焼却場
ごみ発電
【さ】
サーマルリサイクル
再資源化工場
再資源化率
最終処分場
再生紙使用マーク
産業廃棄物
識別表示
資源有効利用促進法
自動車リサイクル法
射出成形
樹脂
シュレッダーダスト
循環型社会形成推進基本法
食品廃棄物
食品リサイクル法
清掃工場
ゼロエミッション
その他のプラスチック類
【た】
地球サミット
低密度ポリエチレン
特定事業者
【な】
ナフサ
熱可塑性プラスチック
熱硬化性プラスチック
熱利用
【は】
バイオガス
廃棄物処理法
廃プラスチック
汎用プラスチック
フッ素樹脂加工
プラスチック
フレーク
分別回収
分別排出
ベール品
ペットボトル
ペットボトルリサイクル推奨マーク
ペレット
【ま】
マテリアルリサイクル
【や】
油化リサイクル
容器包装廃棄物
容器包装リサイクル法
【ら】
ライフサイクルアセスメント
リサイクル
リサイクルボックス
リデュース
リユース
冷媒フロン

プラスチックの種類

【アルファベット】
AS樹脂
【あ】
アクリル樹脂
エポキシ樹脂
塩ビ樹脂
【さ】
セルロイド
【は】
発泡スチロール
発泡ポリスチレン
フェノール樹脂
不飽和ポリエステル樹脂
フロンHCFC22
ポリアミド
ポリエステル
ポリエチレンテレフタレート
ポリカーボネート
ポリスチレン
ポリプロピレン



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