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サーマルリサイクル

 使い終わったプラスチックをガスや油、固形燃料に変えたり、燃やしたときの熱を発電や蒸気として利用することを、サーマルリサイクルといいます。サーマルとは英語で熱や温度に関することを表す言葉で、サーマルリサイクルは熱回収、エネルギー回収とも呼ばれています。

熱利用とごみ発電

 ごみを燃やすときに出る熱を利用することを熱利用、またこの熱を利用して電気を作ることを、ごみ発電または廃棄物発電といいます。

 ごみを燃やしても、有害物質を出さないしくみを持つ施設で処理することによって、埋め立てごみを減らすことができます。そこで発生するエネルギーはいろいろな施設で使え、地球環境への負担を小さくできることから、世界各国で取り組まれています。

 現在、一般廃棄物を燃やす焼却施設は全国に2000ヵ所以上ありますが、400以上の施設は、燃やすときの熱や蒸気を近くの健康施設や老人施設に送り、暖房や浴場、温水プールなどに利用しています。これが熱利用です。

また、ごみ発電を行っている施設は166施設あります。産業廃棄物のごみ発電施設も合わせると、全部で210の施設がごみ発電を行い、合計106万kW(2001年度)の発電能力があります。これは、1年間に5000kWの電力を使う家、約210万軒分の電力をまかなえる量です。国の計画で2010年までに、ごみ発電の発電量を1999年の5倍に増やす予定です。(出典:NEDO廃棄物発電施設及び廃棄物ガス変換発電導入に関する調査)

熱利用とごみ発電のしくみ

赤い矢印にマウスを合わせて、イラストを動かしてください。

ごみ発電施設処理能力の推移


出典:環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部「日本の廃棄物処理 平成21年度版」

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企画・制作 一般社団法人 プラスチック循環利用協会 監修 全国小中学校環境教育研究会