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容器包装(ようきほうそう)リサイクル法

容器包装(ようきほうそう)リサイクル法とは

容器包装(ようきほうそう)」という言葉を聞いたことがありますか? 「容器(ようき)」というのは入れもの、「包装(ほうそう)」というのはつつむもののことです。たとえば、ジュースはペットボトルやアルミかん、おかしは紙の(はこ)やプラスチックのふくろ、お魚はトレイに入っています。こういうふくろやビン、(はこ)、トレイなどを「容器包装(ようきほうそう)」といいます。

さまざまな容器包装(ようきほうそう)の例



容器包装(ようきほうそう)」は、中身の商品(しょうひん)を出して食べたり使ったりしたら、いらなくなってしまいます。それが大量(たいりょう)のごみになるため、これを資源(しげん)として(さい)利用するためにつくられたのが、容器包装(ようきほうそう)リサイクル法です。


なぜ、容器包装(ようきほうそう)リサイクル法ができたか

家庭ごみ全体にしめる容器包装廃棄物(ようきほうそうはいきぶつ)割合(わりあい)(2019年度)
容積(ようせき)というのは、入れものに入れるとどのくらいの量になるかという、かさばりの量をあらわす言葉です。重量(じゅうりょう)は、重さをあらわします)

出典:「容器包装廃棄物の使用・排出実態調査の概要(令和元年度)」



容器包装(ようきほうそう)の約80%(容積比(ようせきひ))がプラスチックでできているといわれています。



容器包装(ようきほうそう)リサイクル法のしくみ


それぞれの役割(やくわり)
家庭(消費者(しょうひしゃ) まちのルールにしたがって、識別(しきべつ)マークを目安にしてごみを分け、決められた場所に出します。(分別排出(ぶんべつはいしゅつ)
自治体(じちたい)(市町村) 資源(しげん)となるごみを集めます。金属(きんぞく)や生ごみ、よごれのひどいものなどがまじっているため、まず、それを取りのぞき、洗います。その後、押しつぶしたりして小さくして、保管(ほかん)します。(収集・減容・保管(しゅうしゅう.げんよう.ほかん)
特定事業者(とくていじぎょうしゃ)商品(しょうひん)をつくって売る会社や、容器(ようき)をつくる会社) 商品(しょうひん)をつくって売る会社や、容器(ようき)をつくる会社がリサイクルの費用(ひよう)負担(ふたん)しなければなりません。この費用は、リサイクルする会社(再商品化(さいしょうひんか)事業者)に渡されます。
再商品化(さいしょうひんか)(リサイクル)事業者 保管(ほかん)場所から、資源(しげん)回収(かいしゅう)して、もう一度原料にもどし、商品(しょうひん)にします。(再商品化(さいしょうひんか)


容器包装(ようきほうそう)リサイクル法のしくみ


出典:(財)日本容器包装リサイクル協会


容器包装(ようきほうそう)についている材料識別(しきべつ)マーク

識別(しきべつ)マーク 使われている材料
アルミニウム(飲料(いんりょう)、酒のかんなど)
スチール(飲料(いんりょう)、酒のかんなど)
紙(アルミを使っているものとダンボールを(のぞ)く紙。牛乳パック、トイレットペーパー、ティッシュペーパーの(はこ)など)
ペットボトル(飲料(いんりょう)、しょうゆ、酒)、ノンオイルドレッシング、みりん風調味料、めんつゆ等
その他のプラスチック(マーク以外のプラスチック)
2つ以上の材料を使っている場合





カップめんの表示(ひょうじ)

カップめんのように容器(ようき)がいくつかに分かれるときは、その一部にまとめて表示(ひょうじ)されています。
イラスト:経済産業省「識別表示を義務化」パンフレットより抜粋

酒パック表示(ひょうじ)

内がわにアルミを使った酒パックのように、2つの材料がはリ合わさっているときは、重いほうの材料が表示(ひょうじ)されています。
イラスト:経済産業省「識別表示を義務化」パンフレットより抜粋


分別収集(ぶんべつしゅうしゅう)対象(たいしょう)となるプラスチック(せい)容器(ようき)包装(ほうそう)には、次のようなものがあります。
「その他のプラスチック(るい)
  • 菓子(かし)、パン、その他食品(しょくひん)調味料(ちょうみりょう)のフィルム袋(ビニール袋)
  • 生鮮(せいせん)食料品(しょくりょうひん)のトレイ
  • スーパー、コンビニ等の弁当(べんとう)惣菜(そうざい)の容器
  • スーパー、コンビニ等のレジ袋
  • PETボトルのプラ製キャップ
  • シャンプーのボトル、キャップ(ポンプタイプはポンプ部分も)
  • 卵パック
  • 生鮮食料品にトレイと同時に用いられるラップフィルム
  • PETボトルのシュリンクラベル(分離(ぶんり)可能(かのう)の場合)
  • (あめ)等の個包装に用いられる(たん)をひねってあるプラスチックフィルム

一方、分別収集の対象にならないものには、次のようなものがあります。
クリーニングに出した品はそれをたのんだ人のものなので、クリーニングの袋はリサイクルの対象外(たいしょうがい)となっています。
CD、DVDのケースや商品券(しょうひんけん)を入れた袋などは商品(しょうひん)の一部と考えられ、リサイクルの対象外です。
手紙やダイレクトメールを入れた封筒(ふうとう)楽器(がっき)、カメラ等のケース、ラベル、ステッカー、シール、テープ類、にぎり寿司(ずし)中仕切(なかしき)りなどもリサイクルの対象外です。

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企画・制作 一般社団法人 プラスチック循環利用協会 監修 全国小中学校環境教育研究会