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私たちが出すごみ

日本では一人平均、1日に約920gのごみが出ます。1年間にすると日本全体では 4,289万トン、東京ドーム115杯分にもなります。(2017年度)(注:この数字は家庭から出るごみとお店や事務所から出るごみ=一般廃棄物(いっぱんはいきぶつ)です。産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)は約3億8400万トンでした)


一般廃棄物…家庭系廃棄物(家庭から排出される廃棄物)と、事業系廃棄物(産業廃棄物に指定されていない商店、事務所、工場などから排出される廃棄物)の2種類に分けられます。

産業廃棄物…事業活動にともなって生じた廃棄物のことで、工場で製品をつくるときに出るものや、工事現場から出るごみ、学校から出るごみなどがあります。

わたしたちのくらしのごみは、どうなるのか見てみましょう。

ごみは、大きく分けると、(1)()める、(2)燃やす、(3)もう一度資源(しげん)にもどされる、という3つの方法で処理されます。


(1)()めるとどうなる?
ごみを()めるためには、広い土地が必要です。()め立て処分(しょぶん)だけでは、地球はごみだらけになってしまうため、()め立て処分(しょぶん)するごみはへらさなければなりません。

(2)燃やすとどうなる?
燃やすと(はい)になるので、()め立て処分(しょぶん)にまわすとき、場所をとらず、処分場(しょぶんじょう)を長く使うことができます。また、燃やすことは悪臭(あくしゅう)細菌(さいきん)の発生をふせぐなどの衛生(えいせい)的な効果(こうか)があります。ところが、燃やすだけでは、炭酸(たんさん)ガスが増えるため、地球の温暖化(おんだんか)が進んでしまいます。
焼却場(しょうきゃくじょう)では、()め立てにまわす(はい)はできるだけへらして、(はい)をセメントなどいろいろな原料(げんりょう)にまぜて活用(かつよう)したり、燃やしたときの熱で電気(でんき)温水(おんすい)をつくるなど、資源(しげん)として活用(かつよう)する方法がとられています。これも、リサイクルです。

(3)もう一度資源(しげん)にもどすとどうなる?
もう一度資源(しげん)として使えるものを集めて、リサイクルセンターで、細かくくだいたり、押しつぶしたりしてから、原料(げんりょう)にして、リサイクルの工場で新しい製品をつくります。
リサイクルするためには、資源(しげん)にできるごみとできないごみを分けて出す必要(ひつよう)があります。ごみを分けて出すことを、ごみの分別(ぶんべつ)といいます。



上の円グラフが全部、みどり色になったら、ごみは、もうごみではなくなります。



ごみはリサイクルすることによって
たからに変身(へんしん)します。


ごみの分別(ぶんべつ)方法はだれが決めるの?



まちのごみ分別・収集・処理

神奈川県平塚市の例
分別区分 内容 処理(しょり)の方法
資源再生物 古紙(るい)新聞(しんぶん)、チラシ、雑誌(ざっし)、本(るい)、段ボール、牛乳等の紙パック、その他の紙(るい)(名刺以上の大きさ)新聞紙(しんぶんし)雑誌(ざっし)、段ボール、トイレットペーパー
空き缶(るい)(るい)原料(げんりょう)
金属()金属原料(げんりょう)
ビン(るい)、飲料、調味料、化粧品(けしょうひん)のビン再生(さいせい)ビン
(るい)(るい)、布製カーテン、毛布うえす、マット
廃食用油(はいしょくようあぶら)てんぷら油印刷用(いんさつよう)インク、家畜用肥料(かちくようひりょう)、石けん等の原材料(げんざいりょう)
ペットボトルPETマークの表示のあるボトル再生(さいせい)利用
容器包装(ようきほうそう)プラスチックプラスチックマークの表示のある容器と包装ケミカルリサイクル
不燃ごみ 板ガラス、木材(加工品)、植木鉢(うえきばち)、鏡、かさ、皿等のせともの(るい)炊飯器(すいはんき)扇風機(せんぷうき)掃除機(そうじき)、バケツ等 粉砕後(ふんさいご)、分別し、金属は再生(さいせい)利用、可燃物は焼却(しょうきゃく)、不燃物は埋立(うめたて)
蛍光管(けいこうかん) マテリアルリサイクル
有害ごみ 乾電池(かんでんち)、コイン型電池、体温計(たいおんけい)、ライター(るい)血圧計(けつあつけい) 種々の金属を取り出して再利用
可燃ごみ 生ごみ、資源以外の古紙、保冷剤(ほれいざい)乾燥剤(かんそうざい)、使い捨てカイロ、ざぶとん、汚れのひどい布(るい)、板くず、カセットテープ、ビデオテープ 焼却(しょうきゃく)(エネルギー回収)
小型家電(こがたかでん) 回収ボックスの投入口に入る電気や電池で動く家電製品(かでんせいひん) 種々の金属を取り出して再利用
剪定枝(せんていえだ) 発電(はつでん)燃料(ねんりょう)堆肥(たいひ)原料(げんりょう)
粗大(そだい)ごみ ふとん、じゅうたん、カーペット、ござ、いす、応接セット、たんす、机、テーブル、ベッド、マットレス等 再利用(さいりよう)粉砕後焼却(ふんさいごしょうきゃく)埋立(うめたて)


千葉県千葉市の例
分別区分 内容 処理(しょり)の方法
資源物 木の枝・刈り草・葉燃料チップ、敷料
古紙段ボール、雑誌(ざっし)新聞(しんぶん)、雑がみ、紙パック新聞紙(しんぶんし)雑誌(ざっし)、トイレットペーパー他
(るい)Tシャツ、パンツ、セーター、コート、Yシャツ、スーツ、毛布他うえす、カーペット、古着(ふるぎ)
びん(ガラス製)飲料、食品・調味料、化粧品(けしょうひん)、ワイン、ウィスキー再生(さいせい)ビン
飲料、食用原料(げんりょう)
ペットボトル飲料・酒(るい)、ノンオイルドレッシング、調味料再生(さいせい)利用
単一素材(たんいつそざい)の製品プラスチック製品の底や裏面等にPPまたはPEと記載(きさい)されている10品目(ザル、ボウル、バケツ、ちりとり、ごみ箱、風呂イス、手おけ、洗面器、書籍(しょせき)スタンド、洗濯(せんたく)かご)はボックス回収再生(さいせい)利用
可燃ごみ 柔らかいプラスチック、台所ごみ、リサイクルできない古紙、布(るい)、ペット(るい)のふんやトイレ砂、発泡(はっぽう)スチロール、在宅医療(ざいたくいりょう)ごみ、電気毛布(でんきもうふ)、布(るい)、紙おむつ、皮革(るい) 焼却(しょうきゃく)(エネルギー回収)
不燃ごみ 硬いプラスチック、CD、,DVD、金属製品(きんぞくせいひん)、ガラス(るい)電話機(でんわき)、アイロン他 粉砕後(ふんさいご)、分別し、金属は再生(さいせい)利用、可燃物は焼却(しょうきゃく)、不燃物は埋立(うめたて)
有害ごみ 蛍光灯(けいこうとう)乾電池(かんでんち)水銀入(すいぎんい)体温計(たいおんけい)血圧計(けつあつけい) 民間(みんかん)処理施設(しょりしせつ)処理委託(しょりいたく)
粗大(そだい)ごみ 布団、照明器具(しょうめいきぐ)、机、自転車、ステレオセット、食器棚、いす型マッサージチェア、応接(おうせつ)いす他 粉砕後、分別し、金属は再生(さいせい)利用、可燃物は焼却(しょうきゃく)、不燃物は埋立(うめたて)


多くの市町村では次のようなものを、資源(しげん)ごみとして、集めています。

あなたのまちでは、どのような分け方をしているか、調べてみましょう。まちの分別(ぶんべつ)ルールを守ることが、リサイクルの量を増やすいちばんの近道です。



資源(しげん)ごみの回収(かいしゅう)のしかた

資源(しげん)ごみはいろいろな回収(かいしゅう)場所から集められます。



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企画・制作 一般社団法人 プラスチック循環利用協会 監修 全国小中学校環境教育研究会